新中1生向け数学・英語の勉強で地味に重要なこと
こんにちは。
横須賀市の学習塾カイトゼミナールの中村です。
新しく中学生になるのにあたって、希望と不安が入り混じることと思います。その中で、特に中学校になって行われる「定期テスト」に不安を覚えている人も多いのではないでしょうか。中学生生活を送っていく中で、定期テストが重要なことは言うまでもありませんが、定期テスト直前になってどうこうするより、定期的な学習習慣を身につけることが何より重要です。
今日は、そういった定期的な学習習慣をつけるのにあたって、おろそかにされがちだけれども地味に重要なことに着目して、筆を進めたいと思います。
数学について
数学については、毎年思うのは、教科の内容はもちろんですが、(性差別の意図は全くないことを付言しますが)、男子生徒にありがちなのは、ノートの取り方が雑だ、ということです。(カイトで使用している数学の教材フォレスタの一番最初の単元が「ノートの取り方」なのも頷けるくらいには…)
よくある例としては、
・そもそも自分でも読めない・読み間違えるような雑で汚い字で書いている
・答えしか書かない
・途中式を書かない
ことはよくあげられると思います。
加えて、
・イコールで結ぶことの意味がわかっていない
・板書を写すとき、重要な箇所とそうでない箇所を色分けしていない
・そもそも赤ペン、青ペンを持ってきていない
・赤ペンの代わりに蛍光ペンでも字を書く
というケースもよくあるような気がしています。(大学で統計学・データサイエンスに関する授業をしているものとして、そこまで多くないサンプルで語るのはよくないかもしれませんが、蛍光ペンを赤ペンの代わりに使用している生徒で成績が良かった生徒を記憶の限り見たことがありません… カイトでは赤ペン・青ペンをしっかり用意していただいております。)
また、数学に限らず、
・問題を解いてそのまま放置(丸つけ、直し、振り返りをしない)
人も多いですね。
カイトでは、新中1で入塾していただく生徒さんのノートの取り方、書き方を最初の1、2ヶ月徹底的にチェックします。授業がわかりやすいのは塾としては当たり前で、そういった細かいところの確認・徹底をやっていくことで、当たり前の水準を高めたいと思い、日頃指導を行っております。
英語について
英語においてもノートテイキングの気になる点がいくつかあります。
・大文字と小文字の区別がついていない(Sなのかsなのか、など)
・単語と単語の間隔がほぼない(アルファベットの羅列、または呪詛のように見えてしまいます…)
最初のうちは、be動詞の概念、一般動詞の概念を掴んでもらうことに加えて、英語の4線ノートなどを使って、大文字と小文字のサイズ感を掴んでもらったり、どれくらい間隔をあけて1文を書いたりすることに注力します。
また、英語を指導していて、本当に最近思うのは、「英語を書けない・読めない」人が多い気がしています。
近年は小学校でも正規科目として英語が授業化されていますが、その効果は果たして…といった状況です。そのせいで、英語嫌いが低年次化していない?とすら思います。
正しい英文を書けるようにする、そして正しい日本語に直せるようにする、といった「当たり前のこと」を当たり前にやれることがやはり大事なのではないかと考え、カイトでは、「復文」を取り入れ、日々実践躬行しております。
※復文については下記参照
まずはしっかり書ける・読める状態を作りたい。それがカイトでの英語指導の方針です。
おすすめの市販教材
英文法パターンドリル
カイトで新中1の良いスタートを切りませんか?
上記のように、数学と英語で、何気ないことだけど疎かにされがちなことを紹介しました。病気と一緒で、放置しておくと後で痛い目を見る、という性質のことだと思います。できるだけ早いうちに、そうした状態を脱して、勉強を軌道に乗せることが大切です。ご家庭でやる、学校でやるのには限度があると思うので、是非塾を活用して、良いスタートを切って欲しいと思います。カイトは、
・1対1、1対2の個別指導「パーソナル・ラーニングコース」
・1対4~6の集団授業「グループ・ラーニングコース」
のどちらにおいても、そういったことをしっかりとやり切る塾です。
新年度、まだ生徒を募集しておりますので、多くの生徒の皆さんと一緒に頑張っていけることを楽しみにしております。
是非一緒にがんばっていきましょう!